『ほんじもよぉ語り』
あんとき。
ほどけるはずの無がった福島の糸をほどいで逃げだった私。
なぁに誰れ好き好んでほだ大事な糸我ぁでほどぐがじ。
京都さ逃げできてから毎日毎日わぁ胸さ問う。
、、、こんじいがったんだべが、、、
『ほんじもよぉ』
あの日までのふるさとが、
沈む私を引っ張りあげる。
塞いだ私に語っちくいる。
私の中から。私の声でな。
朗読
井上美和子
豆を煮る
明け方より豆を煮る
暖冬が戻る前には仕込み終えたい
寒波の名残の尻尾が去るまでに
朝3時過ぎにストーブに薪をくべる・・・
お知らせ
NEW!最新情報はこちらから。
『ほんじもよぉ語り』ホームページへ アクセスありがとうございました。
「喪失の先に浮かび上がるぬくもり」「失望と無念の中で去来してくる想い出のふるさと」をテーマに避難後の関西での出逢いや気づき等をモチーフに書き留めてきた。
開催済みのイベントアーカイブです
重要★著作権について
すべての作品は『ほんじもよぉ語り』として、
原作者・井上美和子に帰属、管理されています。
無断のコピー、いかなる引用、各種メディア放映、WEB掲載もできません。
ただし事前の作者、事務局の許可の上にて可能です。お問い合わせください。